ABOUT
US.
人の手でつくられ、山に育まれ、人が集う場所。
genbe.は、人と人が自然につながる場所をつくりたいという思いから生まれました。
野沢温泉の山と温泉、ここで暮らす人たちに囲まれたこの場所で、私たちは、ホテルをただ泊まるためだけの場所にはしたくありません。
人と出会い、話をしたり、地域の文化に触れたり、何かをつくったり。
旅の途中で、思いがけない出会いや新しい発見が生まれる。
ここで過ごした時間が、この土地や人とのつながりとして残り、また帰ってきたくなる。
そんな場所を、少しずつつくっています。
野沢温泉は、山と温泉、人のつながりの中で育ってきた村です。
昔からこの土地には、旅人だけでなく、芸術家やものをつくる人たちも訪れてきました。
芸術家の岡本太郎も野沢温泉を訪れ、この土地の暮らしや文化に触れました。
版画家の棟方志功は野沢温泉を訪れ、郷土玩具「鳩車」の名工・河野平作と出会ったといわれています。
二人が手づくりの作品を贈り合ったという話があります。
つくったものを見せるだけではなく、つくる人と人が出会い、手から手へとものや思いが渡っていく。
genbe.も、そんな場所でありたいと思っています。
genbe.は、今も少しずつ変わり続けています。
古い旅館だった建物に、壁を塗ったり、床を直したり、家具を置いたり。
友人や地域の職人、アーティスト、ものをつくる人たちと一緒に、手を動かしながらこの場所をつくってきました。
うまくいかないこともあります。やってみて、直して、またやってみる。
その繰り返しも、genbe.の一部です。
一年を通して、アーティストやミュージシャン、クリエイター、地域の人たちが集まり、
展示やワークショップ、食事会、音楽イベントなど、いろいろなことがここで生まれています。
旅の途中で立ち寄る人も、野沢で暮らす人も、ここで出会って、何かを一緒につくったり、ただ話をしたり。
そんな時間を、これからも増やしていきたいと思っています。
古いものを残すことと、新しいものをつくること。
どちらか一方ではなく、その間にあるものを大切にしたい。
古い建物を直すこと。
地域に残る技術を知ること。
新しいものをつくってみること。
そうやって過去と今が混ざりながら、genbe.も少しずつ変わっていきます。
冬には世界中からスキーヤーやスノーボーダーが訪れ、雪のない季節には、アートやワークショップ、食、サウナ、スケートボードなど、山の暮らしを楽しむ時間があります。
CAKE SKATE Crewと一緒に、子どもから大人までスケートボードを楽しめる場所づくりにも取り組んでいます。
サウナでは、山の空気の中で身体を温め、外気にあたりながら、野沢温泉での時間をゆっくり楽しんでもらえたらと思っています。
「genbe.」という名前は、この建物がかつて「源兵衛荘(Genbeso)」として親しまれていたことから名付けました。
この場所を守ってきた人たちへの敬意を込めて、その名前を受け継いでいます。
また、野沢温泉の方言で「げんべ」は、深い雪の中を歩くために使われてきたかんじきを指す言葉でもあります。
雪の中を歩くための道具。
土地の暮らしから生まれた、昔からの知恵です。
genbe.は、完成した場所ではありません。
季節が変われば景色も変わり、ここに集まる人も、ここで生まれるものも変わっていきます。
昔からあるものを大切にしながら、新しいものも受け入れる。
地域の人も、旅人も、つくる人も、たまたま立ち寄った人も。
それぞれが自分の時間を過ごし、また何かが始まる。
集う場所。
創る場所。
何度でも帰ってきたくなる場所。
genbe